 Photo 内山博満さん
某釣具店主です。このお店のお客様であり当ガイドサービスのゲストでもある<FFman>さんはこの店主さんの釣りを「怒涛のフライフィッシング」と称した。
そろそろ赤いベストを着るご年齢でもありますがとにかく、良く食べ、良く飲み、良く寝て、良く釣ります、まさに<怒涛>なのです。
この日も空路入りした当日単身車を駆って、一足先に郷土誌の取材で現地入りしていた私たちに合流、山上のポイントへ向かいました。
なかなか渋く反応の無いなか、日没直後に一人とうとう50㎝弱のアメマスを引き出す。
後ろから覗く郷土史研究家のTさんは私を含めた周囲のボウズの釣り人に対し「30年たってやっと魚がいることを証明してくれたナ」と、辛口のコメントでした、グスン・・・。
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今日も空港へ行って来た。
でも赤いシャツではなく白っぽいアロハ、しかし20年程前のレーヨンのテレテレ具合のそれはやっぱり怪しいオヤジにしか見えない。
そのせいかパトカーと警官のザワザワした雰囲気の空港に入った途端「ついに拘束!」とは思わないが少しドキドキする、なにせ昨日のブログの今日だからネ??
帰宅するまでは超ビップの十勝入りかあるいは9/1~3まで開催される予定のWRCの喧騒かなどと思っていたら夕刊を見てビックリ!
新聞によると犯行の原因は判らないらしいが、この女多分熱烈なラリーフリークと見た。だって滑走路を全速力で往復したらしい。
 プル・オーバーのシャツが以前から好きなんですが・・・
シーズン中ゲストの送迎のため空港への出入りが多い。
初めてお会いする方をお迎えする時は顔がわからないから少し困る。<○○様-フィールド・リサーチ十勝>の手看板を持つのはチョットナ~・・で、最後の連絡時に「私は赤いシャツを着てドコソコに居ます」と伝える。 おおむねこれでOKだ。
だけど先日ふと!思った。<薄汚れた風体で赤いシャツの中年オヤジが頻繁に空港ロビーの監視カメラに映る姿>を、ウゥ~ム自分の事ながらコレは怪しすぎる。
テロ警戒厳しい英国、米国の空港なら間違いなく拘束されるだろうネ。
構想に7年の歳月をかけ形にするには何と!実に3年を要したフライがついに完成した・・・
な~んちゃって!ウソで~す!
でもタングステンビーズを覆うウイングケースが結構リアルでなおかつシルエット的に無理ないでショ。
こいつを狙いのポイントにやや上流から完全フリーで流し込む。 ドラッグフリーで沈下しながら流れ下ったフライは日中底に張り付いている大鱒の鼻先でフローティングラインのテンションが掛かりスッと水面に向かって浮き上がる。 そしてここが大事!この時ロッドにバイブレーションをわずかにかけてやるとあたかもクネクネとスイングしながら羽化するカゲロウを演出できる訳で、こうなったら大鱒君もうタマリマセン、思わず身体が勝手に反応してパクリ!と、釣れるハズです?
タイイング中はこんな風にイメージして毛鉤を巻くのですがイザとなると何と使われない毛鉤の多いことやら・・
でもコレは使えそうです・・・たぶん!?
「川は流れる・・・」しかし川は濁流でおまけに雨模様の今日のここ十勝、こんな日は思い出したように旧いビデオを引っ張り出す。
「リバー・ランズ・スルー・イット」 ロバート・レッドフォードが<めんこ>のブラッド・ピットをメジャーにした映画ですな~。
<ブラ・ピ>人気で随分と多くの人に観られたこの映画のおかげでまだまだマイナーな釣りだった<フライ釣り>とは何ぞやの説明がわりと容易に伝えられたことが記憶にある。
しかし、テープからダビングされたビデオの映像はDVDの映像を見慣れたせいかいかにも画質が悪い。だってこの映画に関しては観るべきところは素晴らしいロケーションの中の釣りシーンだけだからネ、ボクの場合。
エンド・クレジットにはそうそうたるアメリカのフライメーカーが連なっていましたがその中に<ゲイリー・ボーガー>の名前もありました。<ゲイリー・ボーガー>と云えば印象深いのは今でも現役で履いているあのウェーディング・シューズの名品「アルティメイト」の企画開発者、彼のショットガン・メソッドのビデオは食い入るように観ましたっけ。
そういえば画像のポスターを始め<ブラ・ピ>の釣シーンの吹き替え役は彼ゲイリー・ボーガーの息子が演じたと聞いた事がある。
息子なのです・・そう!川が流れるように時代も流れているのですナ。
 濁流の十勝川、千代田堰堤 8/21
「台風10号に伴う前線の影響で道内各地は記録的な雨量ウンヌンカンヌン...」との新聞報道を見ても正直、十勝の平野部は当日の空模様がさほどではない事からそこに住む自分はタカをくくっていた。
前日の数本の川の下見でただ事ではない事をゲストに告げ当日一気に最上流部へと向かうが途中、橋決壊の予防工事に係わる通行規制でついに上流部を断念、湧き水の小河川へ向かう。
3~40cmほどの増水の痕跡を残すその川は濁りはないものの依然水量は多い。 本音を言うとこんな悪条件の中にも係わらず魚を出してくれるゲストには本当に感謝なのです。
週末十勝入りのゲストさんに川の回復は間に合うだろうか?

台風10号と前線の影響からか雨模様。日曜日からのお仕事にこの雨量の影響は必至。
半年も前から旅程プランをたて、フライは、ラインはと戦略を講じ荷物と一緒に期待もパンパンに詰め込んで来られるゲストには「なんとも...」なのですがコレばっかりは出来うる範囲で何とかするしかない。
昨日のお仕事も十勝の北方面は前夜からの雨模様とのことで急遽別の川へ、霧雨の中での釣りになった。
画像の写真を撮った直後にコンパクトデジカメが水没、生活防水とは言え以降はご機嫌が悪い。 で、ボクのカメラ、携帯電話は事あるごとに冷蔵庫に2~3日入れられ乾燥養生される。 この処置以外と復旧率が高いような気がする。
 「ア~ッ バレちゃった!!」10日前に4Xをプッツリ切った虹鱒君、Nさんに2匹目のドジョウ役を演じましたが・・
ここ十勝にも釣専門紙あるいは釣コーナーを設けた地方新聞があります。
「激闘20分!ついに上げたゾ60cm!」の見出しの下に変色した痛々しい虹鱒君の個人的には悲しく思える写真が載っていたりして、その翌日以降そのポイント周辺は何時になく釣り人の姿をやけに多く見かけるようです。
でも、二匹目のドジョウならぬ鱒君はなかなか・・当日とは天候も違えば日時も違う、月齢も違えば当然潮位も変わる。水温も変わればフライだって変わります。逆にこれらのデーターを一致させれば釣れるかと思えばそうはいかない。<幸運という>神様も味方に付けなくてはならないのです。

私もそのアウトフィッターの部門で係わっているNPO<北海道ツーリズム協会>の企画による「しかおいフィッシングキャンプ2006」が9月22日(金)から催されます。
官と民が一体となってこれからのより良い然別湖の釣りをディスッカションする場の<然別湖フォーラム>、初心者大歓迎の<フィッシング体験>と<実釣>、会期中参加してくれる絵本作家村上康成さんを囲む<ガーデン・パーティ>等など盛りだくさんのメニューが用意されています。
ようは堅い話になりがちなこれらのテーマを「楽しんで一緒に考えましょうよ」という遊び好きスタッフたちの企画による3日間のイベントです。 ぜひ遊びにきませんか。

最近使用頻度の高いフライです。正規パターンはバジャーを前後にまいたハックル・フライ「ダブル・バジャー」これはグリズリー版。
出番が多いから当然釣れた確率も高くなる、釣れたのでまた使う。と、それだけの事、決して「これは絶対釣れる」という訳ではありません。
ただ、前後で4枚のハックルが水面を破ることなく高い姿勢を保ち圧倒的な浮力を約束してくれ、アント状のシルエットがテレストリアル期に強みを発揮します。
タイイングのポイントは後ろ側のハックルは前側よりファイバーの短い物を、色の変更も可、ボディ真ん中のピーコック・ハールに替えて赤、オレンジ、グリーンのフロスのバリエーションも在りです。
繰り返します、決して絶対釣れるとは云いません。 でも巻いて見たくなりません?
 「十勝開墾株式会社農場」により80年前に建てられた牛舎と樹齢400年の槲、共に現役です。(清水町)
地元信金が定期刊行している小冊子「十勝人心の旅」の著者と現地を訪ね歴史を語り合うミニ・ツァー、春に催された初めての前回は非常な好評を得、第2回目が10月下旬に予定されるらしい。
前回スタッフガイドとしてお手伝いさせて頂いた関係から今回もお声がかかり、今日その秋のツァー行程のシュミレーションの旅に出かけてきました。
北海道は明治中期和人によって本格的に開拓の手が入りそれらは屯田兵によるもの、監獄の囚人達の手によるもの、そして移住民によりなされたと言う。
国のバックアップと組織化された集団の屯田兵や囚人らの前者に比べそれらの後ろ盾の乏しかった民間の移住民によりその殆んどを拓かれた十勝の開拓初期はそれだけに筆舌に尽くしがたい歴史をも秘めている。
そんな歴史の一端をスタッフとして覗けるこのミニ・ツァー、実は当事者たちの楽しみでもあるようです?

薪ストーブ設置プロジェクトが幾多のハードルを前にしながらも進行中。
11年前に現在居住する「ウサギ小屋」を建てた時も諸事情で叶わなかった。しかしそれ以来の悲願なのです?。
おかげで溜まりに溜まったパンフ類を始めとした情報類で頭の中は能書きでパンクしそうなほど。
ともあれまだ諸問題を抱えたこのプロジェクトの結末ははたしてどっちに・・・
 涼しさ感じてください 2000/7十勝・T川
アツイ!ここ2~3日30℃超の暑さ、この夏始めて窓を少しだけ開けて寝る。
昨日は少しでも涼をと思いリサーチも兼ね、<飲兵衛さん>担当の?北十勝へ足を伸ばした。 オショロコマとチビ虹で遊びながら叩き上がっていったら思わぬ「大物」に4Xを切られた、アツイ!
本日は近くの川に降りたが魚影の薄さと河原の照り返しで「熱中症」の危険を感じ?早々に上がる、それにしてもアツイ!
ガソリンを給油する、4日前に入れたばかりなのに!この仕事経費はガソリン代が殆んどを占める。先月の走行距離約3000km、ガソリン価格の高騰ぶりもアツイな~!
明日は内地で唯一竿を出した事のある<中野川>を擁する高知の高知商とここ十勝の白樺学園が高校野球開幕第一戦、朝からアツイぞ!
 甲子園入りしたチームを地方紙は連日特別コーナーを設けて報道だ。
全国高校野球北北海道大会で十勝の白樺学園高校が念願の初優勝をして甲子園出場を決めた。ひとつでも負けると敗退のトーナメント方式にあって3年連続であと一歩だったというから実力は高いようです。 同じ大会の南ブロックからは連続出場で3連覇の偉業を狙うあの駒大苫小牧に「目下の最大のライバルは白樺だ」と、言わしめたという話もある(らしい?)。
十勝からの出場は5年ぶり、そんなムードのなか地元の野球ファン、学校OB、マスコミはヒート・アップ。 でも先日も前評判の高かったボクシング世界タイトル戦、W・カップのニッポンチームには見事にハズされました。WBCの王ジャパンのような奇跡の神風がそうそう吹くわけ無いし、とりあえずは41年ぶり(!)にまずは一勝をと、静観をきめます。
 <微笑ましい>Hさん御夫妻の画像と本文とは一切関係ありません!
発症もそうであったように治りも気がつかないうちにいつの間にか・・50肩の話です。 本家HPの、<トピックス>「キャスティング肩」でボヤいていたのが二年前、足掛け四年ほどのお付き合いだった。
入浴時痛みで左の背中を洗えない事に気がついたのがきっかけ。英語では「フローズン・ショルダー」と言うらしく私の場合はまさにそれ。右腕をオデコに乗せて寝入る形がよくなかったらしい。個々人により治療とその効果の程は違うようだが一般的には自然に治るまで待つより手がないようです。
私の場合も「そういえば背中を洗えるジャン!」ってことで治った事に気がつきましたが、それもつかの間先日今度は“魔女の一撃”(欧米ではギックリ腰をこう云うそうだ)食いました~。
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