 行く年の締めくくりはヤレヤレでした・・・ 29日未明からの雪は予報どおり一日中降り続け50㎝もの大雪となり年末の流通、帰省のヒトたちの足は大混乱だったようです。 幸い年末年始とて「こんな日はなにもしないに限る」がまかり通る浮世離れの我家への影響といえば一日中続く雪ハネくらいのもの(さすがにこれは避けられません)。 日頃使わない筋肉のダルさと疲労感はタップリですが今年の残りの時間、こんなユルユルなCDを聞きながら後はやり過ごそ~っと! 「トニー・ベネット/デュエッツ:アメリカン・クラシック」80歳を迎えてなお艶やかボイスの彼に敬意を表しデュエットしてる面々改めて聴くとやはり凄い。この元祖にして現役の「チョイ悪オヤジ」を私的紅白歌合戦の「トリ」として・・・ 今年も拙いブログにお付き合い有難うございました。皆様にとって来年も良い年でありますように。
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 二週間ほど前の降雪を利用し玉切りして林の中に放置しておいた丸太をすべてソリで運び出しました。 薪小屋の前で更にチェンソーで2~3分割しますが日数がたつと切り口の乾燥が進み割りづらくなりますので時間を空けずに割りの作業にはいります。が、調子に乗ってチェンソーで切りまくると続く薪割り作業でエライ目に会うので体力を考えほどほどにしておきます。 さてこの薪割り、氷点下の野外でも大汗をかくほどに重労働、しかし妙にクセになるほど面白いのも事実。 隠れている節を避けるために斧の刃の向きを推理し、さらに刃が入り易い小口は?どのくらいの太さで?等の見当を付け狙いを定めて斧を振り下ろして一撃で割れたときに得られる「してやったり」の爽快感は病みつきともいえるほど。 オフのこの時期運動不足の解消も兼ねまさに一石二鳥、薪割りって実はケッコー愉しかったりするんです。
 ミヤベイワナ<然別湖> 師走の大掃除中ドアホンが「ピンポ~ン!」 「電力会社の依頼でブレーカーの点検に・・・」このご時世、見知らぬヒトをウチに上げるのもなんだかナ~、しかしリフォーム詐欺にひっかるほど家計に余裕もナシ、もしその手のヒトだとしたらそれはそれで面白いってんでドアを開けて迎え入れた。 胸には顔写真入身分証、腕には「電気保安協会」の腕章の係員は丁寧な仕事ぶりで一通り点検を終え「異常なしですね!」と検査結果の伝票をスラスラと書き終えた。(誤解してゴメンナサイ) 帰り際、玄関の土間に無造作に立てかけてあるロッドの束を見て・・・ 「釣やられるんですね」 「エエ・・」 ここまでは日常よくある会話、何時もそのあとはアラレもナイ釣りの方向へ行ってしまうが、今回は・・・「イヤ~ずいぶん高番手のロッドばかりで・・」 「エッ!」フライ釣り師!しかも瞬時の鋭い眼力はなかなかの“てだれ”の者。 (そんなことなら)「コーヒーでもいかが?」と言いかけたけどすでに半身はドアの外で「お邪魔しました~」と帰っていった。 あのかた多分、コッチは大掃除の最中だし、自分は師走の追い込み仕事中、でも「釣やられるんですね」の一言せめて帰り際にでも云わずにはいられなかったに違いない。出来ればその後「実はワタシも・・・」とネ。 「判ります!ワカリマス!」次回はぜひ師走じゃない時期にぜひユックリと。
 エゾシカの落ち角 ’07十勝川 過日のガイド必携グッズのネタ話に各方面の方々より有り難いコメントをたくさん頂きました。感謝カンシャです。 なかでも羆(ヒグマ)がらみの件が多く皆さんの関心の高さが伺えます。 本州のゲストの方との会話で共通して一番多い話題は「羆」。ただその殆んどが恐ろしさ先行から来る曲解だったり誇張で伝わっていたり・・・この点においては自分の知る範囲でありのままを伝えられたらと日々思います。 羆に関してコメントを頂いた前出の方々、当然ながら皆さん共通した想いは<排除ではなくそれをも含め丸ごと享受する事>。気高くつつましく森に棲む日本最大にして最強の野生生物と共通のフィールドで遊ぶ事の幸せと歓びがそのコメントから伝わってくるようです。
![pmc_01[1]](https://blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/i/e/fieldreseachtokachi/20071221120207.jpg) 「お勤め人」を辞めてからすっかり縁遠くなってしまった忘年会です。下戸のアタシとしましては職場の連中とグダグダとクダ巻く時間を過ごすお義理の宴会と縁が切れたのは望むところではありますが・・・とは言え誰からもお誘いが無いってのもなんだかナ~でありまして。下戸といっても遊ぶ&趣味をキーワードとした宴会はイイんだけどね~等と勝手なことをほざくのであります。 そんな状況下、昨晩は数少ない忘年会のお誘い。 然別湖を擁する鹿追町の「ピュアモルトクラブ」(画像)で空・山・水の各フィールドのエキスパート達との集いは熱く楽しいひと時でありました。 よく在りがちですが宴会最中の写真は撮り忘れていました。
 ガイド必携三種の神器その3は「鉈」 河原のブッシュをバッサバッサと切り開いたり、手近な枝をウェーディング時に杖にしたりとガイド行動では重宝します。 そして熊スプレー同様、非常時には役に立つ“はず”です?お互い不測の遭遇で運悪く襲われたら先制の一撃を鼻先にお見舞いすると助かる率がデーターによると多いそうです。 もちろんこんな事態に陥る前にさっさと気絶でもして楽にイキたい気もしますけど・・・。 画像のものはここ数年腰に携行している剣鉈タイプの物です。 当然の事ですがこれらのグッズが羆相手に使われないような状況下に身を置くことを時にはなによりも最優先されなければなりませんネ。
 ガイド必携三種の神器その2は唐辛子エキスの詰まった羆撃退スプレー「カウンター・アソルト」。 人との接触が少ない羆は一般的に人を恐れていると言われています。ですから熊鈴、ホイッスルでコチラの存在を知らしめアチラに一定の距離を保っていただこうと言うのが暗黙のルール。しかしアチラが逃げきれないと判断した距離の突然の遭遇が一番危険と言われています。 とはいえ、時速数十キロのスピードで至近距離からの排除攻撃にこのスプレーをホルスターから抜きストッパーを外し落ち着いて狙いを定めて噴射って正直言って出来るかどうか全く自信なし!? 幸い過去に使う羽目に陥ったことはなく今後も使う状況に決して遭遇したくはありません。 でもこれを手に入れてからは丸腰の時より随分気持ちの上では楽になりました。
 十勝ガイド必携三種の神器その1ホイッスル。 ここで云う必携とはやはり羆対策グッズということになりましょうか。 羆のテリトリーに入り遊ばせて頂くわけですから「これからお邪魔しますよ~」の儀式でまずホイッスルをヒト吹き。渓に降りてからも「怖い人間がここにいますよ~」と時々吹きフキ。もちろんゲストの後ろでいきなり「ピ~~」はビックリするのでご法度、なにせこのホイッスル音がよく通ります。 それもそのはずFIFAワールドカップを始め世界の軍、警察関係でも使用されている 「野田鶴声社」さんのホイッスル。 エエ、実は頂き物なんですけどネ。
![P3160089[1]](https://blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/i/e/fieldreseachtokachi/20071216223357.jpg) 当ホームページ、アクセスカウンターがそろそろ「111111」のゾロ目を示す日が近くなっているようです。 ヒットされた方には今回は当ガイドサービス謹製USA製のTシャツをプレゼントさせていただく予定です。 ゾロ目をヒットされた方はぜひお知らせ下さい。 ささやかなX’masのプレゼント・・・。
 閑中巻在(ヒマな内に巻いてますか~) まったく私的な偏見だったのですが・・・ フライ釣りのスターターキットに必ず入る「モンタナ・マラブー」や「ウーりー・バガー」。始めてのタイイングに買い揃えるマテリアルに欠かせないマラブー達,そんな事もありやがて「イッパシ」になったフライ釣師は「初心者的マテリアル」のイメージが払拭できずにいました。 しかし神サマが造りたもうたこの天然素材、改めて手にすると繊細緻密なフリュに覆われ完璧なまでのテーパーのプロポーションを持つこのファイバーが妖しく蠢くならさすがの百戦錬磨の巨鱒も・・・という圧倒的な説得力を近頃なぜか感じます。
 雪が降りません。 元々雪の少ない太平洋側の十勝ですが先月の20日に初雪を見て以来白い物の再到来がなくこの先一週間の予報でも雪マークは見当たりません。 イエ、降って欲しいって事ではなく今回は薪用に玉切り(輪切り)にした倒木をソリを利用して雑木林から搬出してやろうとたくらみ、それで雪を心待ちにしていると言うわけです。 当初一面の枯葉の上ならソリもなんとか滑るだろうと楽観してましたが10数kgの玉切り丸太を4~5ヶも積むと体力の限界を超えた苦行以外の何物でもなく、まるで北の彼の地の強制労働かあるいは尻にムチ打たれるバンエイ競馬の馬を連想するに至った次第でして今回ばかりはいつに無く少しの雪を心待ちにしています。
 フライ釣りに目覚めた頃乗っていた初代ゴルフが不調になり、ゴルフ販売店のやはり「釣キチ」の営業マンの元へゴルフを手放し釣用クルマに替える旨相談に赴くと・・・2世代目のピカピカのゴルフGTIが駐車場のスミに、聞けば事故った元オーナーがケチが付いたからまた新車のGTIに買い換えたと言う。って事は事故車ながら新古車、おまけにそんな裏事情だから格安!当たり前では手の届かない憧れのGTI、なんと魔がさしたようにライズしてしまった。 とは言え判りきったことなのですがダート道、ブッシュのなかを移動する釣クルマとしての働きは出来ず2年で泣く泣く手放すことに。衝動買いで結果として釣クルマ遍歴不覚の一台、でも実はもっと乗っていたかった車でした・・・。
 閑中巻在(ヒマなうちに巻いとけ~) 鋼頭鱒釣師軍団のカナダ遠征壮行フライ第2弾。 ごぞんじジェネラル・プラクティショナー(長い名前だネ)の例によってナンチャッテパターン。 アレンジしまくり、手抜きまくりです。それにしてもアンダーウイングのヘァー、引き出しの奥から出てきたんだけどこれ何の毛?多分・・ヤギ?。 こんな調子のフライですから遠征組の皆さん、現場で結ぶ結ばないは全くの不問。むしろブログネタの提供有難うございましたってとこです。 お気を付けてイイ釣りを!
 夏季だけの走行距離で約2万kmを走破するガイド仕事、最近のガソリン高騰は深刻であります。 そんな近頃ついつい懐かしく思い出すのがフライフィッシングにハマリ込んだ頃乗っていたゴルフ・1ディーゼル仕様。 北海道内を東奔西走、しかし5年目の冬頃からこの初期型ディーゼルエンジン早朝の始動が段々気難しくなり結果としてそれが手放すきっかけになりました。 とは言え当時の軽油単価1L¥60くらい(だったかな?)、1Lあたり20kmの燃費は今では夢のようですネ。
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