 カナダBCにて梅ちゃんと カナダからの手紙ならぬメールが現地で キングサーモンのガイドをしている梅ちゃんから届く。 今年もキングの遡上が好調な出足で始まったらしい。 事情通に言わすとこの「キングサーモンの川釣り」さほど難度の高いものではないらしい、それどころか数本釣ったら腕が疲れてギブアップとも・・・ が、しかしその引きたるや地球の底から凶暴な怪物がフライラインを通じてコンタクトしてくるような「重さ」は人生に一度は経験するべきとも。 経験してみたいが、そうそう何度も海外に行けるわけもなく。それを言い出したら家人が凶暴化するのも必至かと・・・
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 PHOT T.TABATA 然別湖は急峻な山間を流れる川が太古の昔、火山によって堰き止められた自然湖。 従って立ち込みエリアの殆んどがバックスペースの少ないドン深でありフライ釣り師とっては少々ストレスを強いられます。 で、やはりスペイ系キャストがよろしいかと色々と試行錯誤。しかし特殊な環境下、スペイ系ラインのバリエーションも増えましたが全部を購入して試すと言うわけにも行かず・・・ならばと切って繋いで自作ラインを持ち込んで朝一のグッドコンディションのレインボー。で、してやったりの画像でしたが。 が、その後ターンオーバー、着水ショックなどいろいろ問題噴出であえなく撃沈・・・ 来年はこのラインを商品化してゆくゆくは「ライン長者」!の夢も一瞬で消え・・・ ・・てのは冗談。
 これで最後とばかり、大雨に見舞われた然別湖。アルミ艇も沈寸前です。 湖水位を下げるため受付小屋前のアウトレットとなる「トウマベツ川」からの放水を始めて見ました。 急な増水のためか釣果は渋かったようです。  晴れ間が覗いた午後、カヤックのガイドツアーが増水の十勝川をエスケープして湖へ。 若いガイドを除きゲスト一行はどうみても「オーバー・アラカン」。 しかも先ほどレクチャーを受けたパドルさばきとは思えない漕ぎっぷり。聞けば関西からおいでとか! どうだ!アラカンパワー・・・
 近頃の然別湖 このくらいの霧だと幻想的なんでしょうが。 もっと濃くなると山の影のシルエットすら見えず全くの「ホワイトアウト」。 こうなると東西南北が完全に判らなくなります。すると真っ直ぐ進んでいるつもりでも同じところをグルグル・・・ コレは山で迷った時も一緒の状況になると聞きました。 利き腕の強さ、歩行のクセなどによるものなんでしょうね。 然別湖ではこんな時コンパスを貸し出しています。
 ひとのモノサシも色々のようで・・・ 5年前からレギュレーション変更で運営されている然別湖遊漁。 ミヤベイワナを喰っちゃダメ!とか餌釣りはダメ!とか無意味な押し付けのつもりは全く無く、ただそれまでの余りの“場荒れ”にあくまでも今こんな方法が最善かな~のスタンスのつもり。 とは言え、規則は規則・・・ですが、それすら守れないヒトもおりまして。しかも圧倒的に社会的な指導者たらねばならないオヤジが多い。釣り同様これもゲームのうちと楽しんでいたりして? いやはや、世代交代を待つしかないのかネ~。
 ここんとこ晴れ間が見えずおまけに週末ごとにまとまった雨、日照時間は例年の40%ほどらしく「蝦夷梅雨」真っ只中の十勝です。 日高山脈から流れ出て清流で知られるT川も画像のような状況でおシゴトになりません。 まさに「水際族」のおじさんガイドの「水商売」であります。
 過日下見に行って来た 十勝人の歴史を訪ねる旅のサポートを今日無事終えました。 過酷で厳しい自然条件の未開地へ集団で渡り一刻の心のよりどころとして舞った獅子舞、神楽などの鑑賞。訪問地の方たちによる地場産食材を使った美味しい夕餉。焚火を囲んでの語らい。 等など・・・今回もツァー参加者には満足してもらえたもよう。 画像は高山植物の群落に向う大型バス。 観光バスのドライバーには通常考えられない道の走行をお願いする事もしばしば。 さらに状況によって目的地の変更もまた、しばしばの手作り感満載であります。
 AM3:30起床で先週金曜日から続いた山の上の湖通い。 中一日の休みを挟んで今日は完全休日。 しかし、朝から本気で降ってます。まるで毛鉤でも巻け!と言わんばかりに・・・。 然別湖の特別解禁は年間約50数日、MAXで一日50人限定。基本的に鱒達に釣人プレッシャーは少ないと言えます。従ってキモは移り行く季節、天候、時間をどう仕掛けに反映させるか・・・。 解禁直後の今、手応えのイイのはとにかく好奇心に訴え良く動くこんなフワフワ系で一発大物狙いフックサイズ#6のストリーマー。 (注・あくまでも個人の感想です・・って、おことわりを入れとこうっと!?)
 PHOTO BY T.TABATA 解禁直後の然別湖は連日好釣果。 でもご存知のように山上湖、グルリ駆け上がりの連続でルアーが優位なことは事実。 とは言えフライ釣師ならせっかく広くなった岸釣りゾーンに立ちこみ、禁断の湖にこの時期だけ毛鉤を打ち込める歓びがあることも事実でして・・・。 かくして、近頃世に出て来た様々なキャスティングを試してみるもお粗末なテクニックでは釣果データー集め以前の問題と気づきます・・・。 が、新バージョン釣り方調査、ここしばらく続きそうです。
 FF雑誌の誌面で目にしていたティペットをフックのアイにイトも簡単に通すグッズ。店頭で現物を目にし想像以上のスグレ具合に即、購入しました。 まあ、歳のせいですから眼も悪くなります。しかし同時に近頃モノ忘れがひどいです。 ヒトの名前を忘れ、どこかにモノをしまい込んでは忘れ、何をしようとしていたのかを忘れ・・・・等など。 あげくの果てにはこの「ティペット通し」などは買った事すら忘れ、画像の説明書が出て来て初めて未使用のまま失くした事に気がつく始末。 この場合、説明書が出てこなければ何事も無かったのですが(本質すり替え)? “くやしいです!”
![20090203151218[1]](https://blog-imgs-41-origin.fc2.com/f/i/e/fieldreseachtokachi/200906051830352be.jpg) 然別湖特別解禁がスタートです。 水温も早朝で11℃とまだまだ低め、さらに初日とあって魚たちは岸寄り傾向でそこそこいい結果が出ていたようです。 特にリリースの効果か?ミヤベイワナのサイズが年々UPしている気配。 50cm超えのレインボーはやはりこの時期かなり細めのようで・・・個人的?には後半戦の方が楽しみという具合でした。 オフシーズンの夜更かしグセの付いた身体にこの週末いきなりの早朝起床が続きます。 まずはこんなご報告まで・・・「オヤスミナサイ」
 昨日、6月5日(金)の遊漁解禁に向け桟橋、受付小屋の準備に行ってきました。 気のせいかやはりここでも季節の移ろいはやや早いようで湖水は例年より少しだけ透明度を増し、白樺花粉もポツポツ・・・。 自分たちNPOスタッフが遊漁を受け継いで5年目、“貪欲な釣師目線”で、例えば秋のレインボーを釣りたい!フロートチューブを持ち込みたい!立ち込みゾーンを広げたい!等々あーしたい、こーしたいと、国立公園内にあって可能な限りレギュレーションの変更を実施。 今回は午後のライズを釣りたい?と、終了時間を一時間延長して午後3:00まで! まてよ、ってことは、時給換算マイナス!サービス残業?・・・
 とある川の上流部、エゾシカの食み痕でしょうか。 冬季ここいら辺りの積雪はおそらく2~3m。もちろん容易に食べられる草類は深い雪の下。 厳しく長い冬の食料はこんな若木の樹皮に頼らざるを得ないようです。 それにしても首が届く範囲は美味そうにぺロリと完食。 特に樹皮と木部の間の柔らかい部分に執着、もしかしてグルメ・・・?
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