
(photo by 深雪さん)
今月発売の
「FlyFisher」誌9月号は北海道特集。フライショップ「
フアンテイル」さんの深雪さんがかねてから「なでしこチーム」を引き連れて、毎年訪れてくれる十勝を中心に綴った記事が掲載されています。
さらに、巻頭写真と巻末の記事は巨匠「ツルケンさん」と「ビリーさん」の手になる
十勝鱒竿ビルダー橋本君の特集。米大手ロッドメーカーより販売のビッグニュース解禁に伴い、封印されていた取材風景画像も公開ざんす(FTさん撮影)
“たまには買おうよ!釣り雑誌?”
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ボクは今年の春生まれの「コン太」。
餌も上手にオネダリできるようになったよ。それはね峠道の急なカーブで座って待ってると走ってきた車が減速するよね、そうすると僕を見つけて「あらカワイイ!」って言って車を止めてボクにカメラを向けるのさ。そんな時きまって車の中からスナック菓子を放り投げてくれるんだよね、これが山の中で食べるものと全然違って甘かったり、塩気があったりでとっても美味しいんだ。ちょっと怖いんだけどまあ、モデルのご褒美さ。
特に夏の間は僕を見たことない人たちが大勢やってくるらしくて、楽しておなかが一杯になるってわけさ。
この「餌取り」実はお母さんに教えてもらったんだよね。でも一緒に生まれた他の兄弟は慣れる前に車に轢かれちゃったんだよ。そしてボクが独り立ちする少し前、お母さんは身体の調子がすごく悪そうだった。どんどん痩せちゃって毛並みがボロボロでね。そしてある日知らない間にいなくなっちゃった。
僕も近頃なんだか身体の調子が良くないみたい・・・・・・終わり
残念ながら創作ではなく毎年繰り返される重い事実。

モンカゲロウがしがみつく“レキ”のポールステッキのグリップ。
ガイド業の看板を出した機会に購入したのでもう8~9年も愛用したろうか。
文字どうりフィールドへの片腕として、河原歩きはもちろん川の渡渉、藪漕ぎではバッサバッサと草をなぎ倒し、頭上の枝にひっかけたフライの回収、そしてある時などは熊と闘う武器になったり(これはウソだよ~ん)と、大活躍でしたが・・・・・
先日、腰にぶら下げて生意気にもビギナーの方にキャスティングレクチャーなどしていて、気が付いたら下流にプカプカ流れて行った。
これは「もうそろそろ歩みを止めて杖を置け」という神の啓示なのかな~と思ったりして・・・・・・。

「狙撃手がスコープにターゲットを捕えたら、その相手もこっちを狙ってた」って感じ?・・・・
しかし相手はプロカメラマン、この勝負完全にこっちの負け。
然別湖で戦い済んで。