
ハウエア川/NZでのディディーモ ’06年1月
一月に訪れたNZランドの一部の川で見られたディディーモ、同行した知人ガイド氏の地元カナダでも確認されたとのことです。
で、この川藻そんなに大騒ぎするほどのモノなの?という疑問に現物を見たイチ釣り人の目線で述べると、まず川底一面を覆い尽くした藻によって川虫が棲めなくなる。事実その藻に覆われた川では生物の気配は全く無かった。
そして旺盛な繁殖力で繁茂しすぎた藻はやがて水勢で剥がされ川一面を濡れテイッシュのように漂い下る。フライ、ティペットに絡みついた流藻は濡れた真綿のような強度をもち簡単には除けない。
こんなロケーションで竿を出す釣り人はおそらくいないだろう。つまりフライフィッシングが成立しないのです。どうでしょう釣り人にとってこんなに判りやすくかつヤバイ話はないでしょう?
皮肉な話ですが欧米原産といわれているこの藻、実はNZには釣り人のフエルト底で持ち込まれたとも云われている(他にもカヤックなどの水遊び道具、あるいは渡り鳥が要因かもしれないが)
「ディディーモ」という藻、外来種にはからきし脆弱な生態系を持つわが国とそこに暮らす水辺に一番近い釣り人にまずそのような藻があることを知って欲しいと思います。
「フエルトソールの靴で各地の川を歩くのは、微生物を撒き散らしているようなもの」何ていうのもあるくらいですから、せめて海外から帰ってきたときくらいは、洗剤や漂白剤で洗いましょう。
釣り場で見かけたゴミはさりげなく持ち帰ります。しかし棄てられるゴミの数はそれ以上という悲しい現実、ディディーモを語る時そんな思いを連想する。
釣り人諸君出きることからやっていきましょうヨ!
まずはガイドやベテランと言われている人達がお手本を見せないとね~ でも、今の日本人は目先の事が良かったら校長先生までが平気で嘘の書類を出すご時勢やし まったく想像力が欠如してるもんね ディディモが入ってきたらなんて想像できるんやろか やだやだ
hirochan達と訪れたNZランドが初めての海外、随分<大人の国>だな~って印象でした。それに比してこの国の大人たちは・・しっかりしようね団塊世代!
梅花藻やアマモの様に、生き物たちの揺りかごになるなら歓迎ですが、ディディモは願い下げですね。
海外遠征時には、中性洗剤を詰めた携帯用シャンプーの容器とビニール袋、これをベストのポケットに忍ばせることにしました。
まずは自分自身の足下から……ですね。
洗剤とビニール袋、それってGOODです!
でもこんな物まで持ち運ばなければならない時が来ているんですよね。まずは自分自身から・・です。
東の湖と、北の湖とはしごして、帰って来ました。なんか、変な気候なんですよ。
ご苦労様です。
確かに変な天気ですよね、大体このワタシがいまだに釣りモードなんですから?!
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