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前略L・L ビーン様

フィールド・ウオッチ

前略LLビーン様

納戸の掃除をしていたらフィールド・ウォッチが出てきました。
かつて持っていたことすら忘れていました。でも箱にきちんと入れられているところをみると棄てるに忍びない思いがその時には働いていたのでしょう。

カタログ雑誌で垂涎のブランドだったLLビーンが円高を機会として身近なものになり随分貴社にはお世話になりました。キャンプに目覚め釣りにはまっていたその頃、英和辞典を片手にオーダーフォームを郵送し海を越えてそれらの商品が届くまでの期待感は当時何物にも勝るものでした。
増え続ける日本からのオーダーに「日本に出店の予定は?」というアウトドア雑誌のインタビューに時の取締り役の方は「当社はメールオーダーで育った企業今後も出店は有り得ません」とのコメントに心中拍手を送ったものです。

しかしバブル期の日本はその判断をも狂わせたようです、一見買いやすくなったかのような多店化した店舗はアパレル商品のみが並び最早ドキドキもワクワクもなくなっていました。
そして撤退縮小、同時に海外版のカタログも目にすることがなくなりました。


でも一番寂しい思いをしているのは貴社かもしれませんね、一億総アウトドアの日本のあの熱気は一体何だったんだろうと、ただ<外遊び>の楽しさを知った本当の遊び人たちにとって有形無形の貴社の貢献は決して小さくはありません。
何はともあれ<刷り込み効果>は僕を始めまだまだ生きているようですから。

[ 2006/04/28 16:47 ] 粋狂 | TB(0) | CM(2)

懐かしい、けど新しい

これ良いですね。当時欲しいアイテムのひとつでした。

私はどちらかと言うと軟弱者なので、反動でHeavy-Dutyに惹かれましたね。
カタログを見ているとアレもコレも欲しくなりかなり買いました。
今でも優良顧客リストに載っているはず(嘘)です。

~80年代までの、天然素材・Nonハイテク商品にはいまだ色褪せない
魅力があると思います。
それゆえ、当時貧乏で買えなかった物を見つけると無性に欲しくなっちゃいます。

当たり前ですが、箱に貼られたシールのLot.8681、
カタログのと一致しておりました。なぜかうれしいです。
[ 2006/04/29 18:42 ] [ 編集 ]

ロットNo

チェック入りましたか!うかつな事は書けないナァ~。
外遊び用にと取り寄せたハミルトン・カーキでしたが水に浸けるとガラスの裏が曇ってなかなか乾きませんでした。
(それでもなぜかお気に入りでしたけど・・)
[ 2006/04/29 22:31 ] [ 編集 ]

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