
ハンチングを被る機会は過去二度あったがいずれも挫折。
一度目は高校に入ってすぐのアイビー小僧だったころ。わざわざ札幌まで行って手に入れたのに・・・。
二度目はフライ釣りを始めてすぐ、とりあえずオイルド・ジャケットとハンターの長靴とハンチングでしょ!のノリで揃えるも他の二つは何とかクリアー(これも結構思い切りが要ったけど)しかしハンチングは結局日の目を見ずじまい。
なぜか?頭蓋骨の形が違うモンゴリアンには所詮欧米型の帽子は無理な所に持ってきてアタシら世代には負のイメージが。
そう、若い頃目にしたギャンブル場の薄汚れた酔っ払いオヤジとか、ハンチングを被った鏡の中の自分はまるで「番頭さんにお線香を買いに行かされる丁稚のサダキチ少年」なのであります。
が、そうこうしているうちにサダキチ少年もイイおっさんになり、なりふり構わぬ最近はちょいちょいハンチングの出番があるようです。
モンゴリアンには欧米型の帽子は無理なんですよね。ベースボールキャップをお客さんから頂くんですが、かぶりが浅くて頭を下げるだけで落ちてしまう。
以前、芦沢一洋さんがかぶっていたウールフエルトのカーボーイハットが何となく気に入っていて購入したんだけど、伊達帽子みたいで、ここ、10年間は日の目を見ることはありませんでした。
ところがですよ、雨の日の釣りにかぶっていって以来考え方が変わりました。
ブリムが頭を取り囲む構造のハットは雨の日でもフードをかぶらずに快適に釣りができること
ウールフエルトは撥水性があり1日かぶっていても頭が濡れない。
伊達帽子じゃないんですよ、これが!
今では冬の間のお気に入りハットです。
はんちんぐはかぶったことないな~ぁ。
ウールフェルトです。
ただ、濡らしてしまうと縮むんですよね。
だから、蒸気を当てて元のサイズに
直します。ハンチングは絶対似合わない
のが解っているので、かぶりません。
agfishさん
北国の早春、晩秋の雨はヘタすると命取り
。ビンボー症のワタシ、雨の日にウールフェルトの帽子は勿体無くて被れませんでしたが今度一度試してみようかな。
万年坊主さん
もウールフェルト派ですか。でもハンチングも案外食わず嫌いってこともあるかも、一度密かにお試しを・・。
ハンチング、勇気いりますよね~
ボクはまだまだ自信ありません。
ちなみに、実家が農家だったので、子供の頃、牛や馬を売り買いする「バクロウ」さんが鳥打帽をかぶっていて、その時の印象がトラウマになっているような……
そうそう!
我々世代は小さい頃、身近のオッサンが被っていた好ましくない印象が邪魔しているようですネ。でも、まさにそのオッサンになった身としては「これもアリかな」であります。
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