
京都からお越しのKさん
川の調子がようやく上向きになってきた。大雪により長引くユキシロ、それが収まりかけた頃の長雨、知ってる範囲ではこんなことは初めてだ。
京都のKさんはそんな悪条件の6月そうそう十勝入りした。初日に情報を仕入れに立ち寄ったショップで「今は最悪だよ」と、云われたそうである。
そんな中で入ったある川ではいるべきところには全く気配がない。絶望的な空気が漂い始めた瞬間半沈みのドライフライに水面下でギラッと反応した鱒に反射的にロッドを立てたKさん、見事にこれをフックアップした。
思わず顔が緩むKさん、でも当のKさんよりガイドの方が嬉しいと言い切れる!こんな状況で「よく出してくれたね~」とこちらが感謝なのである。