
ドライフライを巻き終えるたびに毎度のことながら「よし、今度はパーフェクト!」と、一人ニヤつく。イメージではもうスーパーレインボーは釣れたも同然なのだ。
しかしいざ現場では使い物にならないフライのなんと多いこと。
昨日の釣行でも以前に巻いた名鈎「エルクヘアー・カディス」はことごとく沈んだ。人生最初に巻いて以来数え切れないほど巻いたフライ、エルクヘアーカディス。久しぶりに基本に忠実に、やや厚めにドレッシングを心掛けたカディスを巻こうと思った。
ふと!傍らのヘアースタッカーを改めて見ると真鍮製のそれは使いこなれてイイ感じの色合いになっているではありませんか!
こういう「寂び」はいいけどタイイングの技術の「錆び」はやっぱりイケマセン。
まるで、まるで、鱒の助先生のよう!
多分「錆び」のほうだよね。
「寂び」です。「錆び」もいい錆び、悪い錆びがあります。「寂び」でも『錆び」でも、いいじゃないですか・・・お互い、それなりの年ですから・・・
膝のサビはいかがですか?明後日はグレート・フィッシング・イン・シカリベツの最終日お互い腰と、膝をいたわりラストを飾りましょう!
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